蒼空式にょきにょきじゃんけん講座
にょきにょきはどのようなゲームか 執筆者:蒼空(@sora3151 )
質問します。
あなたはにょきにょきでどのような形を組みますか?
この質問に答えるのは簡単ともいえると思います。なぜなら落ちものパズルというのは
自分の戦い方を確立しやすいゲームですから。それに、まだ発売したばかり。まだあまり
形はないと思われますから公式サイトを参考にする人も出ていることでしょう。そうなっ たらほとんどの人が大きな L 字を使うと思われます。
しかしながら、ずっと触れていると3つの積み方のタイプが見えてきます。そして、こ の3つのおかげでにょきにょきのゲーム性が見えてくるのです。
■伸茎
■短茎
早く短い連茎を作ってしまう形のことをここでは短茎(たんけい)と呼ぶことにします。 私のあげた TA 動画でも使っていた形ですね。個人的には安定する形ですね。伸茎と並んで 真っ先に練習したほうがいい形だと思っています。
■多茎
さて、この 3 つは奇妙な三角関係にあります。それはどういうものか。まずはメリット とデメリットを上げてみます。
メリット
■伸茎
・送れるおじゃまにょきが多い
・かっこいい
・攻撃力の計算がしやすい
・いつ発火されても耐え切れる
・カウンターの効率がいい
■短茎
・攻撃を早くできる
・ジャブの間隔が短い
・ツモに左右されない
・積みやすい
・掘りやすい
■多茎
・副砲が作りやすい
・派生できる
・相手のジャブに対応できる
・白魔系カウンターを作りやすい
・初代ぷよの知識を活かせる
デメリット
■伸茎
・ゴミが邪魔になる
・積むことに時間がかかる
・相手からの凝視に弱い
・同色連鎖が安定しない
・早いジャブに弱い
■短茎
・カウンターに弱い
・時間当たりの作業量が多い
・対応されると長くなる
・お邪魔計算が早くないといけない
■多茎
・大量のおじゃまにょきを返せない
・発火が不自由
・積みにくい
・ツモに左右される
・攻撃力が低い
上のメリットとデメリットの表を見て分かった人もいると思いますが、なんと見事にメ リットがデメリットに刺さるものがあるのです!たとえば、伸茎と短茎。前者のデメリット 「速いジャブに弱い」に、後者の「ジャブの間隔が短い」は見事に刺さります。
そして、三角関係ということは偶然性に支配される心理戦、じゃんけんとなります。そ う、にょきにょきというのは後出しも有効な手であり、またぐーがぱーに勝つ可能性もあ るじゃんけんゲームだったのです。
このことから、以下のことが見えてきます。
1. にょきにょきはじゃんけんである
2. 心理的な考察ができる
3. 逆に言うとじゃんけんを参考にするのも手
このことを踏まえて、次回は「にょきにょきの勝ち方」について話していきたいと思い ます。
それではみなさん、よいにょきライフを!